鼓膜にピンホール

この前の根府川のダイビングでやってしまいました。右耳の鼓膜にピンホールが出来てしまいました。具体的な状況は、2本目の潜行中に急に耳抜きが出来なくなってしまいました。耳抜きをして、鼻から耳の方に空気を送っても、空気が耳から抜けていってしまうようでした。それでも少し我慢していたのですが、今度は冷たい海水が耳の穴から奥に入ってくるのを感じました。さすがに無理だと思って、3mくらい先を泳いでいたガイドを呼び止めて、ホワイトボードに症状を書いて伝えたら、引き返すことになりました(耳から脳内に海水が入ると、ひどい眩暈や方向感覚が失われるとかの症状が出るそうです。そこまでは酷くはありませんでした)

陸に上がってからも耳抜きが出来ない状態が続いていました。あと、耳の奥の方がたまにズキズキ痛む感じがありました。耳掃除をやりすぎた時のような痛みです。ただ、耳以外には特にに症状はありませんでした。

ちょっと心配だったので、次の日のお昼休みに会社を抜け出して、新橋にあるダイバーに有名な吉村せいこクリニックで診察をうけてきました。診察結果は、鼓膜にごく小さなピンホールが開いている、というものでした。ピンホールの調べ方は、先生が耳の中を覗き込んでいる状態で軽く耳抜きをして、先生が目視で鼓膜の状態を確認する、というやり方でした。

鼓膜にピンホールはありましたが、幸いなことにそれ以外の症状(例えば、耳の内部で感染しているとか)は無かったので、2週間くらい安置すれば自然治癒するとのことでした。実際に、それから2週間くらいで直りました。治療費も診察料の810円だけで済みました。ちなみに、ごく小さなピンホールだったためか、その耳が聴こえ辛くなるなんてことは全くありませんでした。

吉村せいこクリニックは、先生がダイバーであることもあり、待合室にはダイビング雑誌やダイビングの写真がたくさんあります。ダイバーにはとっても嬉しいクリニックです。