2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Optical Communications

LSI

光ファイバを用いたデータ伝送において、高速化や長距離化を妨げる技術的な課題は波長分散やモード分散といった「光の分散」です。それを解決するための手法のことを分散補償(dispersion compensation)と呼ばれています。電子回路で分散補償する回路について…

1000Base-T Ethernetの物理層

LSI

1000Base-Tの物理層には、TCM(Trellis Coded Modulation)という符号と、DFSE(Decision Feedback Sequence Estimation)という復号アルゴリズムが用いられています。この技術について、論文とかをリサーチしていました。少数の研究グループが精力的に論文を発…

冬のBike to Work

冬になってもBike to Workをしています。寒さ対策の装備をいろいろと購入しました。 PEARL iZUMi ヒートテックセンサー ハイネック ロングスリーブ, 超高機能なアンダーウェアです。これ1枚で非常に暖かいです。大抵の日には、このアンダーウェアの上からウ…

Complex2Real.com

LSI

Complex2Real.comはDigital Communicationsの技術に関して詳しく説明しているsiteです。このsiteのTutorials in Communications Engineeringというページには、Digital Communicationsのいろんな技術に関するtutorialが載っています。

HDD from Inside

HDD

HDD業界には非常に個性的な方が多いと日々感じていますが、このサイトを作った人も相当なオタクです。HDDの内部の構成を写真付で詳しく説明しています。 HDD from Inside HDDのdiskにデータが書き込まれる時のformatについて特に詳しく説明したentryです。 T…

10GBase-Tの現状

LSI

10GBase-Tは、ツイストペアケーブルを使って10Gbpsの伝送レートを実現する有線LANの規格です。技術的な観点からは、10GBase-TにはLDPC符号やクロストークキャンセルなどの信号処理や、高速、高分解能なADCなど、エンジニア心をくすぐられる技術がたくさん使…

Hamming Code その3

LSI

Communication toolboxにあるsyndtableという関数を使用すると、ハミング符号のerror syndromeから誤りの位置をtable-lookupで求めることが出来ます。この関数を用いて、復号化の部分を書き換えてみました。参考リンク decoding table de2bi clear all; rand…

Hamming Code, その2

LSI

Matlabのcommunication toolboxには、Hamming codeのencode, decodeを行う関数が用意されています。符号化のやり方の中身まで知る必要がない場合は、この関数を使う方が早そうです。参考リンク encode, decode, biterr, randerr clear all; rand('state', 12…

Hamming Code

LSI

ディジタル・エラー訂正技術入門という本を使って、誤り訂正符号を勉強しています。この本は「何をどこまで理解したら、誤り訂正符号を回路に実装できるか」という極めて実用的な観点から書かれています。とても分かりやすいです。ただ、数学的には、ちょっ…