無線LAN

次世代の無線LAN (801.11a,n, 801.15 UWB)等ではエラー訂正のためにconvolutional codeとviterbi decoderを採用しているらしい。例えば、レイドリクス社では、そのためのシステム検証環境を販売・サポートしている。
http://www.radrix.com/
(この会社は、九州工業大学のインキュベーション施設を本拠としているが、なかなか面白そう)

ソフトウェアIPと銘して、無線LAN向けのMatlabベースのIPを販売している。例えば、
http://www.radrix.com/uwb.html
Viterbi復号(無線LAN用) RB5-1001 IEEE802.11a,n準拠;
R=1/2,2/3,3/4,5/6(6〜108Mbps)
と書かれているが、この動作速度をどうやって保証しているのか不明。動作速度は、FPGADSPであれば、どのchipを対象にするか、ASICであれば使用するプロセス、cell based libraryに依存する。特に、viterbiの困難な点は動作速度を向上させることで、それを解決出来ないのであればIPの意味が半減する。もちんろん、それを理解した上で解決方法を提示してくれるのだと思われる。