外資系と英語

このコラムは、外資系メーカの日本法人でエンジニアとして働く場合の仕事内容や必要とされる英語力について説明しています。現在、私は中堅の外資半導体メーカの日本法人にエンジニアとして勤務していますが、このコラムは非常に納得のいく内容だと思います。

外資系メーカー未経験エンジニアの9割が抱える疑問と誤解
http://ten-navi.com/frn/column/02/

私が勤務している会社は「生産を海外の自社工場で行っている場合」に相当します。日本法人は全部で60人弱の小規模な組織ですが、社内にいるエンジニアのほとんどはSales EngineerやField Application Engineerであり、開発を担当するDesign Engineerはたった数名しかいません。私のタイトルはsenior analog design engineerであり、いちおうは開発職ということになっています。でも、仕事内容は「技術的な提案業務、仕様のとりまとめ」がかなりの部分を占めます。これを上流工程と呼ぶのか「御用聞き、雑用係、落葉拾い」と呼ぶのかは微妙なところだと思いますが・・・。

私は、組織上はUSの開発部に所属していることなっていますので、上司や同僚はUSにいます (こういう強引なレポート体系は、小規模な外資系の日本法人に見られるようです)。そのため、それなり?に高い英語力を要求されます。読み書きするメールのほぼすべてが英語だし、毎日のように上司や同僚と英語で電話会議を行っています。良い方向に捉えれば、職場がそのまま英会話学校のようなもの!?、ということも出来ます。ときどき「外資系の会社でも英語はそんなに必要ない」という人もいますが、英語に対する要求の強さは会社によって全く違ってくるようです。